フロリダのカスタム艇 "Jim Smith" 工場にて (武井)

|

この前のボートショー後に訪れた、カスタム艇メーカーの話です

なにせカスタムですから、普通はやれない部分、細かなところにまで手が届くわけで、その造り込みがとても参考になるわけですね

年月を重ねるごとにきっと注目する部分も変わってくるでしょうが、カスタム艇ビルダー巡りはとても勉強になります  

091116_1.jpg

今回も、幾つものところを回っています 今日は、Jim Smith のこと

 このフレームからして、造り込んでますよね 

安田造船所ブログを昔から見られている方、カジキ釣りをされる方ならご存知の、"Slim Jim" が造られたメーカーですが、

個人的には、単純に、この部分に感心しました

091116_3.jpg

あまり製作中の船をスクープしてもまずいでしょうから、拡大して切り取って表示ですが、

 天井です ウッドの張りの間を、隙間なく防音材で埋めている

勝手ながら、この部分だけで大方の言いたいことを物語っている...と思います 天井がFRPに直接塗装するデザインの場合も当然ありますが、防音のことをコスト面から無視している船も多い中で

この艇では、全ての隙間に隙間無く防音材を入れています 当然、部材の費用もかかるし、防音材をカットして貼り付ける作業でも結構な工賃がかかるわけですね 第一、天井材の間隔の精度が良くないと、切っても上手くはめ込めないでしょうし

他にも防音性を上げる方法はあるわけですが、こういうところに少なくとも数十万円とか掛かる経費と時間をかけるのか どういう所にコストをかけ、情熱を注入しているのか そういう拘りがあるかどうかそういったところが、船の思想、ブランドのコンセプトなのだと思います

Jim Smith に掛かっていた、歴史

091116_2.jpg  

個人的に、ジムスミスのデザインは好きですねぇ

真ん中の写真のエンクローズド、相当カッコイイですよ ...日本では小型船舶の範囲に収まらない船も造られています

ちなみに、ホームページの作成までは頑張っていないようです

http://www.jimsmithboats.net/home.html