Volvo Penta にて 4.シートライアル2艇目 (武井)

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さて2艇目です

Windy 52 Xanthos、Breakers 61 と同じく、IPS600 の3機掛けを採用しています...興味津津

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サロンクルーザーです

ただ...残念ながら今までマジマジとこのWindyというブランドを見たことがなく、詳しく知りませんでした

ノルウェーのブランドですが、聞いたところによると、このブランドは確実に速いフネを造り出すそうで、同程度のフィート数で比べると大体一番速いのだそうです

スペックを見てみると: トップスピードは3600rpmで40.8kt  無茶苦茶速い

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何でだろう...と思い、比べてみた

この艇、52フィートですが16.8t しかありません(クルー抜き) ビームが4.3m ここですね味噌は

とにかくスピード重視であれば、やはり重量と船底形状・幅などですよね 相当に軽いぞ?と思い、他の艇の数字もちょっと覗いてみたところ、よく聞くであろうサロンクルーザーでは;

Azimut 50 :  ビーム4.55m、CAT715hpで重量23t、トップ32kt

Ferretti 510 : ビーム4.94m、MAN800hpで23.4t、トップ32kt

Sunseeker プレデター 52 : ビーム4.63m、MAN800hpで24.8t、トップ32kt

設計コンセプトがビームの広さや重さを受け入れるかどうか(室内をより広くするかどうか)で全く異なった結果になるため単純に比較はできないですが、Windy がスマートかつ軽量な艇を作っていることは間違いない それにIPSを組み合わせているから、40kt超えちゃうわけですね

ちなみにバートラムでは最新のBertram 540、ビームが広い(5.43m)し、決して軽くはない でも540は速いんですよね...まだ理解できていません

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走り始めると、やはり速い ただ、感動は少し薄かったです この艇の前にAzimutで38kt出ていたからかなと思いますね それでも加速は更にいいし、スピード重視でサロンクルーザーが欲しければ選択肢の一つになり得ます これより速いものを探すなら、たぶんパーシングになるでしょうね あとは、40kt前後を出せる、内装のしっかりしたスポーツフィッシャーマンのサロン使いかなと思います

それから、この艇で気になったのはやはり操作性 3機掛けをジョイスティックで動かす場合に、心地良さが失われていないかどうかでした...が、結局は問題なかった

実はIPS600に使われているVolvo のD6, 元々、下のトルクの立ち上がりがかなり良いんですよね  IPS向きなユニット、下からでも使いやすいエンジンに仕上げられているので、やはり不自由することはありません 

ついでにこの艇でもダイレクト・ポジショニング・システムを使ってみましたが、あまり動かないので画像では表現しにくい感じでした やっぱり角度も概ね安定、一応は精度が2mとなっていますが、体感的には1m以内で収まっているように感じられます 動作音もあまり大きくないので、なかなか良い 

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重量を抑えることや、燃費、エンジン高さ(フロア高さ)を考えるとき、3機掛けという選択肢はやはりかなり良いですね ネガティブな要素はあまり見当たりませんでした なかなか良いフネでしたよ

本当は、そのままクルージングにでも行ってしまいたいところです ずっとそんな天気に恵まれました

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あと2艇試乗しています...が、申し訳ありません、都合により書けないのです

その艇は、今後のBreakersのために相当良いモノを見て体験できただけでもかなり有難かった、ということだけは言えます 何時か書きますね

 

今回のミーティングやディスカッション、レクチャーは、物凄く為になりました

日本がディーゼル政策で少し鎖国気味になっている間に技術は進み、その技術をVolvo Pentaがマリンエンジンに転換していっているのがよくわかった IPSの技術は一歩一歩積み重ねられ色々な技術やアイデアが組み込まれて出来ていて、エンジン特性からプロペラの技術までトータルでやってきたからこそ、考えられないような効率アップが果たせたんだろうなと思います

プロペラを使った推進器で、これより先の革新的な技術というのはなかなか難しいでしょうね、特にプレジャー向けでは ハイブリッド車が進化してきたのと同様で、高出力・高効率で軽量小型のモーターが1000馬力とかを出せるようになれば変わってくるでしょうが、それくらいしか考えつきません

書けないものは別として、面白かった話はまだ沢山ありまして その他諸々はまた次にします