Volvo Penta にて 2.テストセンター (武井)

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初日は色々な予定が目白押しでした

本社内でのミーティングと社食でのランチ(←美味しかった)のあと、移動してテスト会場へ

このテスト会場、マリーナ横で小さな半島の入り江となっているところに位置する ...羨ましい

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何でしょうね、上手く表現できませんが、

誰も住んでいない横須賀の入り江に施設を作ってみた、そんな感じでしょうか ちなみに奥に見えるのはテスト艇のAzimut 50 IPS2というカテゴリーに入っている、IPS900が搭載されています 後ほど

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とにかく良い環境 逆に、荒天でのテストは殆どできないんだろうなと

ここのテストセンター、本当に色々なことをやっていました 残念ながらあまり書けませんが、例えばこんな話もありました

ここへの行き帰りで、長さ25mという超ロングなトラックに何回か遭遇しました スウェーデンでは色々とVolvo のシェアが高いのは言うまでもないですが、この超ロングトラックが、人口が少ない割に広大な国土のスウェーデンの物流を効率化しているわけです

それだけではなく、重さにして50トン!とかあるトラックを日夜動かし続けてきたのがVolvo のトラックなわけですね 必然的に、常に耐久性が試される環境にあるというのも大変な話で ちなみに、何だかカッコイイ造形のVolvoトラックのセグメントは、Volvo の中でのシェア50%台だそうです

テストセンターで試乗する前に:

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今年のIPS800 とIPS900 のデリバリーによって、IPSを使用する場合の選択肢がかなり増えました エンジンを入れられる幅や高ささえあれば、4機掛けまでできます

例えば、Breakers61 はIPS600 の3機掛けという構成ですよね 同じことを、IPS900を2機でやることもできます それぞれ特徴があって、

IPS600 の3機のほうが、「軽い」「エンジン高さを抑えられる」「燃費が少し良く、タンクも小さくできる」

IPS900 が2機だと、「更に速くなる」「エンジン間隔を広く取れるので、メンテナンス性が良い」

その他まだ色々とあって、どちらにもメリットがあります 要は、選択肢が増えたことで、より多くのシチュエーションに合わせた選択が可能になったと言える そして今のところ、IPS600 を3機掛けにするという選択が、相当に的を得ている一つの選択肢だということを再確認できた

それに加えて、今までと同様に、「IPS900 はシャフト艇900馬力にだいたい相当」という見方、でも実際にはD11(11リッター)の700馬力のエンジンとIPSで900馬力相当に化けるわけですからね、やはり効率がムチャクチャいいですよ

IPS900 を4機掛けすると、合計3600hp相当 この3600hpというのは、バートラム630の標準仕様がシャフト艇で1825hp×2なので、このクラスや80フィートあたりのサロンクルーザーあたりまでカバーできるということになります でも本当は700hp×4なので、2800hp分のエンジンの燃料消費量しかない

例えばIPS900 の2機掛けと他社シャフト艇の800hpの2機掛けを比較してみると、燃料消費は100時間あたり6000L減る計算になります この燃費効率の点だけでも、やはり物凄いインパクトです

Volvo の大きいエンジンは、構造的には、コモンレールが全気筒に同じ高圧をかけているのと異なり、ユニットインジェクション(気筒毎に噴射圧を調整)が採用されています 他にも色々な技術の導入があって、要は、トラックのエンジンで使われているような技術を既にマリンのほうにも導入しているわけですね 書けないこともいっぱいありますが、細かく聞いてみると想像していた以上に凄かった

あとですね、

「音」「エンジン音」「騒音」

音は小さいですよ、やはり

水中排気なのもありますし、エンジンマウント、プロペラユニット周辺、そこらへんがトータルで音を静かにしています ちなみに今回は4艇試乗しましたが、ディーゼル臭は一度も感じられませんでした 理由は水中排気なだけではないんですけどね

あれやこれやのレクチャーを聞いて想定してみましたが、このIPS800 と900がラインナップに加わることで、今まで様子を見ていたであろう50ft前後までのクラスを製造しているボートビルダーのうち本質的な優位性や先進性を考えているところの多くが、Volvo Penta IPS を使う、というか、使わずには居られない心境になる、と見ています

 なかなか試乗艇の話に辿りつきませんね、次こそ書きます