ALEXSEAL(アレクシール): 2008年7月アーカイブ

今回、ALEXSEALを扱うMANKIEWICZ社のはからいで、ドイツのハンブルグ本社にて商品説明や製造工程・塗装デモを見学させていただきました。

  P7280111.jpg

P7280101.jpg

DSCF3674.jpg

27日からドイツへ行く

アレクシールの研修を受けるためその製造販売を行うマンキヴィッツ社に向かう
塗装部の矢畑 尾添 藤本とマンキヴィッツ日本支社の梶原氏の4人で
ドイツはハンブルグへ行く
3日間と短い滞在期間ではあるがしっかりと勉強してこようと思う

僕は大学で第二外国語はドイツ語を履修していたのだが全く憶えていない
こんなことならもっとちゃんと勉強しておけばよかった
と思っても後悔先に立たず

テクノミュージックの元祖クラフトワークを生んだドイツ
年一回のラブパレードという野外イベントではあの堅苦しいイメージのある
ドイツ人がテクノにあわせて踊り狂うらしい
見に行った友人が感動してましたね「おっちゃんもおばちゃんも踊ってた」と
望遠鏡や顕微鏡そしてカメラなどの光学製品好きにはたまらないカールツアイスもドイツ 
ついでにライカもね 
デザインはバウハウスやポルシェデザイン写真はウルフガングティルマンス
そしてベートーベン バッハ ミハエルシューマッハ ベンツ BMW 、、、
すごい国だな ドイツ
仕事とはいえそんな国を訪れられるのは嬉しい
ドイツの造船所見学の希望も出しているのだがそれはまだどうなるか分からない
とにかく僕の視神経がドイツをどう捉えるのかが自分でも楽しみだ

現地からもブログをアップする予定なのでお楽しみに

530_3091.jpg529_2908.jpg

梅雨との戦いにあけくれたバートラム50のレストア
その成果はご覧の通り なんとか納期に間に合った

最後まで悩みぬいたラインの幅と色の微調整もうまくいった
単純なブルーではなくイエローと相性のいいグリーンを足している
それによってハルカラーとのなじみが良くなった
もちろん船底カラーにもグリーンを足している 
だが単純に同じ色にするのではなくグラデーションを付けている
こうすると立体感が増し深みも出る 赤のアクセントラインから船底に向けて
美しい流れを描いて行くことに気付くだろう
本当ならこの先にはエメラルドグリーンの海がこのグラデーションを
完結さてくれるはずなのだが残念ながらここは京浜運河
それはオーナーやクルーの皆様の楽しみにとっておきましょう

今は水中ライトの普及によって夜も華やかになってきたので
明るめの船底カラーを選択すると水中で美しさが際立つはず
きれいな水だと昼間も引き立つしね お薦めですよ

さて今回はALEXSEALによるはじめてのオールペイント
梅雨時と重なったこともあり苦労も多かったがこうして水に浮いて
太陽光を存分にはね返している姿を見るとさすがに美しく疲れも吹き飛ぶ
普通のウレタン塗料とはひと味違う輝き
ALEXSEALのファイティングレディーイエローとマッターホルンホワイトの組み合わせ
そこへアクセントカラーの赤が入ることによってずいぶん新鮮な印象を受ける
こんなカッコいい船を見たら古い船をレストアしたくなる人が増えるんじゃないかな
昼夜問わずいつ見ても隙のない美しさだ
オーナーは次はこうしてあそこもこうしたいと更なる構想を語ってらっしゃいました
理想の船への探求には終わりという文字は存在しないようです

アルミの再生塗装によるバウのハンドレールの輝きにも注目してください
質感も損なっていないのが確認できるでしょうか
新しい塗装にも見劣りしていないのが分かると思います
実際にご覧になった方々の評判も上々です

531_3164.jpg
531_3149.jpg

EPSN3886-2.jpg

バートラム50のオールペイントがいよいよ最終局面を迎えている
複数の作業を同時進行しているので忙しいことこの上ない
そんな時こそアップすべき情報が沢山あるのだがなかなか思う様にはいかない
常々タイムリーな情報アップの重要性を説かれているのに
反省する事しきり

船の上部構造物のような複雑な形をした物は一度に多数の面積を
塗ろうとすると既に塗った部分に塗料ミストが飛んでがさがさになり
きれいに仕上がらない
そこで面ごとにマスキングをやり直しながら仕上げていくこととなるのだが
今回使用しているアレクシールは乾燥が遅く溶け込みが良いので
広い面積を一度に塗ってもきれいに仕上げる事が可能となる
船が大きくなる程このメリットを享受できるだろう
乾燥を早めたい場合には乾燥促進剤も用意されてるので
シンナーとの組み合わせで様々な状況に対応可能になっている

だがいずれにしても上部構造物の塗装は何面にも分割して
塗っていかなければならないとても手間のかかる作業である事には違いない

梅雨時と重なり難航した作業ももうすぐ終了するのでまた報告します

EPSN4068.jpg