空港に降り立った途端からドイツデザインの洗礼を受ける
インダストリアルデザイン大好きの僕にとってはたまらない光景
興奮して写真を撮りながら歩くのでどうも他の人達に遅れがちになる
想像通りの質実剛健と言おうか硬質な、まるで川端康成の文章のような
端正でクールな佇まいを見せる
今は日本のデザイナーが海外で活動したり逆に海外のデザイナーが日本で
デザインしたりして国ごとのデザイン差があまり感じられなくなってきた気がする
だが空港で実際に見て感じる差はデザイン差以上のものがある なぜだろうか
そして光の使い方が違う ということに気付いた
とにかく蛍光灯のトップライトを多用し明るくはっきり照らす日本
それに対してタングステン照明を少ないながらも効果的に配置しているドイツ
暗いが雰囲気を大切にした間接照明の立体感はすばらしい
カメラの世界でも(日本とドイツは二大光学製品製造国だが)同様な違いがある
カメラの心臓部 それはレンズ
日本はコントラストを高く解像度も高くして逆光にも強い
スペック的に完璧なレンズを作ろうとするのに対しドイツ製のレンズは
立体感とグラデーションを重視したレンズを作る
レンブラントの油絵のような立体感と雰囲気を写し撮るそのレンズからは
現実という三次元を写真の二次元に置き換える作業に対する国ごとの
考え方の違いを感じられる
空港だけでこんなに興奮してたらこの先どうなるのであろうか
ちょっとだけ心配 いっぱい楽しみ



