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BREAKERS アーカイブ

2007年11月17日

ブレイカーズ37 アーカイブ1(塗装部 藤本)

そろそろブレイカーズ37の量産用の型も完成する
このあたりで一度、製作過程を写真で振り返ってみようと思う
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2007年11月19日

ブレイカーズ37 アーカイブ2(塗装部 藤本)

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2007年11月20日

トリケラトプス脱皮す!  (塗装部 藤本)

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ついに型を割る日がやってきた

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箱入り娘の豪快な脱衣! (塗装部 藤本)

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その瞬間はバリッという音と共に突然訪れた

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2007年11月21日

そしてついに、、、  (塗装部 藤本)

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型を作る前にも見ていたのだが、ずっと裏返しであった為に正規の姿勢で見るのは
これが初めてだ

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2007年11月28日

ブレイカーズ37 アーカイブ3(塗装部 藤本)

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2007年11月29日

インフュージョン本格始動!  (塗装部 藤本)

いよいよインフュージョンが本格的に動き出した
ブレイカーズ37のハル、その内側の積層に使用される事が決まり
ただいま着々と準備が進められている
来週中には報告できると思うので楽しみにお待ち頂きたい
以下の写真は以前ハードトップを作成したときのものである
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樹脂が周りからじわじわと中心に向かって浸透してくる様子がよくわかる
耳を近づけると樹脂の流れる音が聞こえるんですよ!
かなりの不思議体験です

このハードトップはかなり高強度でかつ大幅な軽量化も達成した
ブレイカーズ37にこの最新テクノロジーがもたらす恩恵は計り知れない
ものになるだろう

2007年11月30日

ブレイカーズ37 インフュージョン途中経過(塗装部 藤本)

途中経過   写真をアップしておきます
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2007年12月 4日

ブレイカーズ37 インフュージョン途中経過2(塗装部 藤本)

もう何日かするとビニールを貼り終わりそうだ
そうなるといよいよ、、、、ですよ

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2007年12月 7日

ブレイカーズ37 クローンのDNAは  (塗装部 藤本)

夜空にそびえ立つブレイカーズ37の本型
船用の型としては異例の美しさを誇る

この型を使って最新コアテクノロジーとインフュージョン工法による
超高強度、超軽量のハルを作ったら一体どんなドリームボートができあがるのだろう
と夢想しているのはきっと僕だけではないはずだ

ウッドの一号艇と見た目は全く一緒だが性格は異なる娘が出来上がるはずだ
双子の美人姉妹 それぞれが性格は違えどオンリーワンの個性を持ち
まばゆい光を放っているとしたら、、
あなたはどちらかを選択することができるでしょうか?

まあここが趣味ならではの贅沢な悩み
同じフィールドに立つことのできない僕からすればうらやましい限りですね
ただ趣味は悩んでる時が一番楽しい時でもあるのだから
せいぜい悩み、苦しんでください(笑)

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ブレイカーズ37 知られざるもうひとつの  (塗装部 藤本)

工場の片隅に複雑に木を組み合わせて作られた工作物が置かれている
次にウッドのブレイカーズ37を作るときに使われる型である
FRPに型があることはよく知られているがウッドボートにもそれが
存在する事をご存じない方も多いのではないだろうか
下の写真の山形に見えるのがそれだ
この状態にキールなど人間で言うと背骨や肋骨にあたる骨組みを組み付け
表皮にあたる薄板を貼っていく
だから型があるからといってFRPほど簡単に量産できるわけではないことは
ご理解頂けるだろう
ただあの美しいウッドのブレイカーズ37の同形艇を作ることが可能になる
ということだけでもこの型が存在する意味があるでしょ
そういえばあのライボビッチの工場の片隅にもウッド用の型が
多数置かれていたのを思い出します
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2007年12月12日

NOZAWA (塗装部 藤本)

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インフュージョンの準備中
最後のシートを貼る作業をおこなっていると突然社長がやってきて
おもむろに自らも手伝いはじめた なかなか手つきがいい

そして休憩中 ふと見ると自分が手塩にかけた船に腰掛け
なにやら感慨に耽ってるご様子
既に普段の経営者の顔ではなくただのおもちゃを与えられた子供の顔だ
しかもそのおもちゃは世界一のおもちゃなのだ
その幸せそうな表情にも納得がいこうというものだ
趣味人のこんな表情僕は大好きだ
その瞬間を逃さずスナップ

2007年12月14日

インフュージョン 準備風景 (塗装部 藤本)

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Breakers37インフュージョン(営業 瀧澤)

本日インフュージョンを行った
樹脂が染み込んで行く様を動画でお楽しみ下さい。

2007年12月15日

インフュージョン完了 (塗装部 藤本)

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インフュージョン工法による積層作業が無事完了した
樹脂の関係で2回にわたった為、報告が遅くなってしまったが
責任者の金城も満足の出来映えとなった
作業中の写真はまた後日アップします

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2007年12月17日

新技術への挑戦 (塗装部 藤本)

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インフュージョン作業について語り合う社長と金城
こうした日々のやりとりが新技術の習得には欠かせない
似たような光景は会社内の至る所で見ることができる
社長の熱意が会社を駆動し社員もそれに答えて加速していく
理想的な環境がここにはある

インフュージョン 1 (塗装部 藤本)

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ビニールチューブが縦横無尽に這い回り怪しげな機器が立ち並ぶ
普段見慣れた工場の中が化学工場か実験室にでも変貌を遂げたように見える
それもそのはずこれからブレイカーズ37のインナーマッスル強化手術が
おこなわれるのだ

大きなタンク手前がコンプレッサーでビニールシートから空気を
抜いて行き、船体から垂れ下がるチューブから樹脂を送り込む
余分に送り込まれた樹脂は前方に見える2つの小さなタンクへと吸い上げられる仕組みだ
赤く見える光は塗装の乾燥に使われる遠赤外線ランプで
インフュージョン用樹脂の使用可能温度に室温を上げるために使われている
もちろん他にも大型ストーブなど数台が設置されている
そして空気が抜けたことが確認されるといよいよ樹脂が送り込まれる

2007年12月19日

インフュージョン 2 (塗装部 藤本)

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空気を抜かれたビニールシートの中は樹脂を欲している
空気が漏れないようにクリップされたホースを樹脂の中に浸しその後
クリップを解放する
液体は圧力の高い方から低い方へ流れる性質がある為に樹脂はホースの中を
一気に上方へ向かって駆け上がって行く
ビニールシートの中に入ると今度はスパイラルチューブへとバトンタッチされて
樹脂を分配していくことになる

写真の手はインフュージョン作業にかり出された設計水留のものだ
最近結婚した彼の左手薬指にはリングが光っている
大事な指輪を樹脂で汚さないように気をつけてね


インフュージョン3 (塗装部 藤本)

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2007年12月21日

インフュージョン4 (塗装部 藤本)

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スパイラルチューブを通過した樹脂
螺旋状に見える所が樹脂が外へ抜け出ていった跡だ
抜け出た樹脂はメディアと呼ばれる網状のシートをつたいガラスマットへと
樹脂を供給する

それにしてもこんな形の物が化石として発掘されたら後世の人は
何だと思うのでしょうか
科学の発達した後世の考古学者を悩ます物を埋めてみたい 
と常々考えている僕でした

2007年12月28日

インフュージョンその後 (塗装部 藤本)

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樹脂の硬化後、ピールプライ、メディア、バッキングフィルムの3層からなる
シートが剥がされた
ピールプライというその名の通り樹脂と張り付かないように挿まれたシートのおかげで
剥がすこと自体は難しくはないのだが、シートそのものが樹脂で固まっている為に
見た目で考えていたよりは難航した
それでも3時間程で剥離作業は完了し、現在はデッキ部分を仮置きしての
調整がおこなわれている

2008年2月 1日

究極のエンスージアスト (塗装部 藤本)

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ブレイカーズ37のオーナー大西さんにお目にかかることができた

世界に打ち勝つフィッシャーマンを日本の一造船所が造る
そんな壮大な志しを持つブレイカーズプロジェクト
僕も賛同者の一人だが、実際にお金を払って一号艇のオーナーになる人とは
思い入れの質も量もそのケタが違う気がしていた
だから一度お会いして話を聞いてみたかった

仕事中のほんの短い時間の会話ではあったが
落ち着いたトーンで話される言葉の端々からこぼれ落ちるブレイカーズへの想い
深く澄んだ瞳の奥にも秘められた真っすぐな情熱を感じ取ることができ
そんな大西さんの為の船を我々は作っているんだな、良いものにしなければ
との思いをあらためて強くした

最後に 今シーズンは乗らせてくださいね とのお言葉
こだわりすぎて延びている納期にさり気なくくぎを刺されてしまった
造船所を代表して 
精一杯がんばります

2008年2月21日

BREAKERS37 (塗装部 藤本)

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常に工場内で作業が行われているブレイカーズ37
造船所で働いている人間にとっても全体像を拝めるチャンスはなかなかない
これは工場を整理する時、野外に出された際に撮られた貴重な一コマ
デッキ部分ものった状態なので完成状態を想像させるものとなっている
決して途切れる事のない優美なラインを描き出すデザインはその隙のなさゆえに
圧倒的な迫力を持って胸に迫ってくる
この躍動的なデザインを早く水に浮かべて本来の姿を見てみたいと
思うのは僕だけではないだろう

アレクシールによる塗装のレポートはまた別の機会にお伝えします
エンジンルーム専用塗料やスエード調塗料も入手したのでお楽しみに

2008年3月 7日

ブレイカーズ着々と (塗装部 藤本)

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アレクシールというブランドを身に纏い久しぶりに日の光を浴びるブレイカーズ37
工場内で日陰暮らしのうっぷんを晴らさんとばかりに太陽光を反射しまばゆく輝いている

今回の外出はデッキ部分を載せるため 
今度はいよいよ本番
接合部分をFRPまで削り込み、積層してつながれる

またしてもあっと言う間にデッキを載せる作業が完了してしまい
薄暗い工場内へと逆戻り
仕事が速すぎるのも良し悪し 落ち着いて見る間もないほどだ
このあと工場内で積層の為の準備を行う

安田ボートショー初日に行われたこの作業、ご覧になった幸運なお客様もいらしたようです
一応バートラムメインのボートショーながら主役を食う一番人気なのがこのブレイカーズ37
この人気、どこまでいくのでしょうか? 

安田ボートショーまだ7、8、9日もやってますので遊びに来てくださいね

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2008年3月16日

ALEXSEAL  幸せの伝播 (塗装部 藤本)

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アレクシールで塗装されたブレイカーズ37
鋭いエッジをさらに際立たせる輝きを放つ

今日はるばる三重県よりお客様が造船所にお越しになった
船の塗装をしている同業者の方だそうだ 普段はオールグリップを塗っているのだが
やはり補修で難儀していて色々試してはいるのだがどうにもうまくいかない とのこと
そこでネットで方法を探している時に僕のブログでアレクシールを知りその補修性能を
詳しく知りたいと訪ねてこられた という訳

実際の補修跡を見ながら説明をさせて頂いたのだが
補修部分を塗装後、レデューサーを吹き付けるだけで完了する簡易なぼかし作業と
通常なら出る磨き後のわらわらっとした塗料の境目が出ていない事を確認して
手応えを感じられたようだ
それはそうだろう 両者とも今までの塗料では考えられなかった性質なのだから
我々も何度メーカーに説明されても実際に見るまでは納得できなかったのだ
塗料の革命ですよ これは

アメリカでは新艇でも平気でべたっと貼付けたようなオールグリップによる補修を
おこなった船を販売しているが、神経質な日本人にはちょっと耐えられないと思う
しかも日本の現状では傷を付けないで船を維持する事はほぼ不可能だろう
だからといってその度にオールペンという選択も非現実的だ
かといってお金をかけて汚い補修をされるくらいならそのまま乗ってしまおう
というのも悲しいことだ

結局オールグリップクオリティーで尚かつ補修が可能、さらには施行も楽な
ボートオーナーにとっても施工者にとっても幸せな選択、
それがアレクシールという選択だ

ハトラス、バイキングが純正採用しているだけでなく日本でも大メーカーが
関心を示し動き出している
オールグリップを採用しているメーカーではやはり補修で苦労しているようだ
三重県からわざわざ来られる同業者の方がいらっしゃること一つとってみても
どれだけ切実な問題であるかが理解出来る
潜在的にどれほどの方がアレクシールを待ち望んでいるのだろう
幸せの伝播
アレクシールを使ってみてください
ドイツ製は伊達ではありませんよ

2008年3月19日

思想を買う ということ (塗装部 藤本)

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ステップボックスに描かれたブレイカーズのロゴ
社長とsugi-sack氏のコラボレーションにより生み出された
金箔のマーブル模様が美しい

昔 フィルムカメラでミノルタのTC−1というのがあった
現在のデジカメと変わらない大きさでポケットにすっぽりと収まるサイズのボディーに
超高性能の28ミリの単焦点レンズを搭載して10万超の価格を誇った小さな巨人
美しいプレスのチタンボディーに詰め込めるだけ詰め込んだ精密パーツのせいで
組み立てには熟練の職人達を多数必要とする事になってしまった採算度外視の
ミノルタの歴史的名機

そしてオートバイの世界でもホンダCB1000というオートバイがあった
CBRの無骨な水冷エンジンをネイキッドスタイルで前面に押し出し
巨大なガソリンタンクありきでデザインした為に身長180㎝以下の人間は跨がること
さえ躊躇する程のシート高を持ち近づき難い迫力を持ったマシンであった
その後、ユーザーの意見を取り入れて水冷エンジンにフィンを付けたり
シート高を下げたためにデザインが破綻しどんどん不細工になって行ったのは
残念だったが


両者の共通点は既存の製品に満足出来なかった技術者が自分の為に自分が欲しいものを
作ってそれが製品化されたということ
マーケティングリサーチによって生み出された物ではないのだ
技術者が自分たちが欲しい作りたいと思った物を他人が使うことなど一切考えずに
純粋培養していった強さがそこにはある
人によっては使いにくいとか気に入らないという意見もあるだろう
だが多くの人の意見を取り込んだ偏差値50の製品など大きな不満が出ないだけで
大きな満足を得ることはできない ふ抜けたファミリーカーみたいなものだ
だがこれは趣味の世界の話 アクの強さも含めて楽しめなければつまらないだろう

そしてブレイカーズとはまさしくそんな船だ
究極の趣味人である社長が、美しい物とかすごいもの以外には目もくれようとしない社長が
作り上げようとしているスーパーボート
社長は技術者ではないでしょ?大丈夫なの? という声も聞こえてきそうだが実はそこが肝だ
技術者や職人は自分のできる以上のことをしようとしたがらないし考えたがらない
できるだけ効率の良い簡易な方法方向を見つけ物作りを行う傾向にあるのだが社長はそれを
決して許さない
 職人が楽していい物ができるわけないだろう が社長の口癖
新技術、新機軸をどん欲に取り入れそれを実現する為に妥協は一切なし
いつの時代も業界を革新するのは凄腕のプロデューサーなのだ
そしてその社長の思想をめいっぱい詰め込んだブレイカーズだ
アメリカではNOZAWAブランドで戦って欲しい
僕はそう思っている

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