Detroit Diesel Engine: 2008年11月アーカイブ

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12V-71のブロック。71はドライスリーブで清水が直接スリーブを冷やしません。92だとスリーブがウォータージャケットを形成するウエットスリーブになります。71のスリーブには刻印があり位置によって1番から3番まで外形がわずかに違います。ブロックの刻印に合わせたスリーブを使用するためです。

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これは1番の位置に刻印があります。これらスリーブの関係もあり、92では冷却材にナルクールを使用。スリーブの電飾や泡を抑える作用とかがあります。71では通常のクーラントでも特に問題はありません。ちなみにmtuエンジンではグリサコール、CATではクーリックとメーカー指定の物を使います。ブロック内部を守る物なので、指定品は一番安心できます。

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この6V-71はJG船のため定期的に分解整備されています。過去のDATAもあるため次回はここを変更する時期だとか、トラブルの発生前に対処できます。それでも建造時から使っている古いエンジンなので、あちこち痛みはじめてはいますが、大きなトラブルはありません。当社からNDの西山氏《安田造船で一緒にエンジンを整備しています)が一貫して整備している為、過去の記録もあり定期オーバーホールで急な不良を発見することはありません。想定内でいつも作業できています。船長もオーバーホール時に手を貸してくれるため、エンジンの構造を理解しているので、簡単なトラブルは船主側で対応してくれます。壊れる前に交換するのはコストがかかるように見えますが、こわれて大きな問題を出したエンジンでは変えなくても良い部品の交換が発生します。作業船であれば、仕事が出来なくなるわけですから、マイナスは他にも広がります。長いスパンでみれば、メーカーの出しているメンテナンススケジュールにそって作業することが、長持ちさせコストを抑えることが出来るのではないかと思います。

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長年高負荷で使用された6-71エンジンです。ピストンにクラックの入っている物が数個ありました。ヘッドをあけて初めてわかりました。インジェクターの穴や吸気ポートから細いスコープを入れればある程度は発見できますが、発見は100%完全ではありません。ペラや船体の状態は今までどおりで、無負荷では規定回転回るのに走行では以前の回転が出せない。煙の量がとても多くなった。など前はもっと走れた、軽快に走りたい、煙を減らしたいなんてご要望があれば安田造船へ。お話だけでもけっこうです。メールでもご相談にのります。

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これは使用期間の長いエンジンでヘッドにスラッジがべっとり付いています。ここまで付いていると、バルブ周りや吸気、排気ポートにもついているのは予想できます。簡単な調整だけでは気になる症状が改善できない例です。クランクまでフルにオーバーホールをやらないにしても、シリンダーヘッドは開けて整備したいところです。あければ中がわかるので、もっとやりたくなることのほうがおおいですが。オーバーホールの推奨時間はあくまでも目安です。たとえ1500時間まで達していなくても、10年以上たっていればエンジンはへたって来ていると思われますし、ほぼ毎日使用されている作業船などでは、時間の割りに悪い所が少ない物もあります。以前よりスピードがでなくなった。インジェクターやターボを整備したが良くならなかった。OILの消費が以上にふえたなどGMエンジンでお困りの方はご相談ください。